まだ暑い先月下旬、母が動けなくなり3日経つ

との連絡を受けて、救急搬送しました。

救急隊の皆さん、病院の皆さんに大変お世話に

なり、ありがたかったのですが、

救急救命室から入院の病室を用意してもらうまでに

4時間。たった一人で待っている時間の長さ・・・

病院に付き添うご家族の気持ちがよくわかりました。

 

入院してから、一時状態が良くなったと思ったら

高齢のため、他の臓器が悪くなり、

医師に呼ばれたり、洗濯物を取りに行ったり、

介護したりと、仕事をしながらの病院通いは

本当疲れます。

弱った人を看るのって、こちらの元気まで

吸い取られますよね。

 

主治医の病状説明を聞いて、これは要介護状態になる

と確信。その足で、介護保険の申請に行きました。

限度額適用認定証の申請も入院後すぐにしました。

主治医に、「さすが。」と、褒めてもらいましたが、

日頃の業務の成果を自分の親のために発揮できる

とは、正直思っていませんでした。

要介護者を抱えたご家族が、「こんなことになるとは

思わなかった。」と、言われるのもよくわかりました。

 

90歳近い高齢で、初めての入院。

本当によく診てもらっているんですが、良くなって

いるようには思えません。

それでも救急病院のため、家で看れないならと、

転院を勧められています。

これもまた、日ごろ相談を受ける方達の気持ちが

よくわかりました。

 

転院して、出来るならリハビリを経て、少しが動ける

ようになったら、介護保険を使って家で介護できる

のかなと思ったり、無理でしょと思ったり、

これも日頃相談を受ける方々と同じ気持ち。

 

いい経験ができてるな。

いずれにしても、

病院に入院してる間って、家族がいろんな覚悟をする

時間をくれるんだな、ありがたいなと感じています。