こんにちは、ケアショップ羽曳野Kです
今日はたわいもない話をつらつら書いてみます。
実は昨日、レースがあったんですね。
レースって、車がぶんぶん走って一番になった人が勝ちなんですが
なかなか奥が深いスポーツでして、
チームがその日その時その状況に合わせて速く走れる車をセッティングする、
たくさんの車が狭いコースをぶんぶん走るわけですから
ドライバーはその時々の状況を冷静に判断して速く走る、
タイヤはゴムなので暑い季節はすぐに溶けてダメになってしまう
だからタイヤをできるだけ長持ちさせれるようにうま~くコントロールして走る、
余力を残しながらでも最大限道具を生かしながら
最初から最後まで最高の状態で走れるよう、みんなで力を合わせて頑張らないといけない。
そういうスポーツなんです。
で、
昨日のレースはマレーシア。暑いとっても暑い
レースはゴールするのが大前提なので、
ただでさえ車やタイヤに負担が大きいこのレースは
最初から飛ばしすぎず、必要以上に無理をせず
いい状態のまま後半につなげて勝負をかける、というのがセオリー
だからどのチームも慎重な走り出しでした。
なのに、平手様
1周目からガンガン攻めまくり、前の車に接触しながら攻める、攻める
「あ~あかん、あかん。そんな行ったらあかんって」
わたしの助言が遠いマレーシアの平手様に届くわけはなく・・・。
その後も平手様のイケイケ状態はとどまることなく
次は、後ろから抜きに来た他の車をカーブで幅寄せして接触したあげく、
くるくるくる~っとスピンして平手様は2位から最下位に転落してしまう大失態
「何やってんねん(怒)もぉぉぉぉぉ~
カーブで抜かれる時は、幅寄せしてはいけません。
平行に走って、安全にバトルをするのがルール。
抜かれても、次のカーブで抜き返せばいいんです。
それくらいの冷静さと余裕がないと、プロとはいえません。
その時の平手様は、一体どうしちゃったのか
なにをそんなに急いでいたのか
結局、接触によりタイヤを傷めてしまいピットイン。
大きなタイムロスになり、スタートから数周にして勝負権を失いました
「もぉぉぉぉぉ~なんでそうなるの(泣)
これね
素人のわたしから見ても、なんでと思う展開でした。
タイヤをいたわり後半につなげるのが大事な状況で
自分がやらないといけない役割をひとまず置いといて
自分が攻めたいから攻める攻めれると思ったから攻める
これ、自分が、自分が、自分が、なんですよね。
接触をしたら自分も傷を負う可能性があるから回避しないとという状況で
本来ならしないといけない冷静な判断をひとまず置いといて
抜かれたくないから寄せる行かせたくないからブロックする
これも自分が、自分が、自分が、なんですよね。
レースはたくさんの人が関わってひとつの車ができ
みんなで力を合わせて一番を目指すものなのに
感情のまま、それがよいと信じて自分の思いのままやってしまった結果
他のみんなの頑張りを台無しにして
何にも残らない惨めなレースになってしまった。
詳しい事情がわからない、関係のないわたしがいうのもなんですが
これはない。こんなのはよくない
めっちゃ腹が立って、ぷりぷり怒っていたんですが
でもね、冷静に考えてみたら
こういう状況って自分にも自分の周りにもあることだと思うんです。
いつも周りを冷静に見渡せているか
相手の気持ちを考えず、自分の気持ちを押し付けてないか
自分の考えに固執して、他の考えを無視していないか
感情に左右されて、物事の判断を間違っていないか
自分ひとりのおかげでやれている、と勘違いしていないか
改めて自分に問いただしてみたら、できてないことだらけ
仕事では、年数を重ねて、人に指示や指導をする立場になっているのに
冷静な判断、できてるかぁ?? いやいや、できてないな
機嫌のいい時悪い時、態度変えてないかぁ??  ごめん、変えてるな
感情をコントロールできてるかぁ??  ぜっんぜんできてないな、あ~ごめん
恥ずかしくなりますね
幸い、うちは他のメンバーが大人なので
あ~またカリカリしとるなぁ、とさらり流してくれ
我慢してくれている状態・・・ですね。
自分こそ、これはない。こんなのはよくない
反省、反省 
みんな、いつもわがまま聞いてくれてありがとう。感謝感謝
レースは、車がぶんぶん走って一番になった人が勝ち。
ただそれだけ。
でも、車にはたくさんの人の想いがいっぱい乗っていて
いろいろな気持ちが交錯して、たくさんのドラマが生まれる。
その気持ちをいっぱい感じることで
勝った負けただけじゃなく、
それ以上の感動があり、学ぶこともあり、涙を流すこともある
だからモータースポーツっておもしろい。
とても魅力のあるスポーツだと思います
っていうか、
平手様
次はよろしくお願いしますよ!!!


それではまたお会いしましょう