おそらくその商品の営業さんよりも、多くを知り深く愛している

Kが大好きな福祉用具たちを紹介する

偏愛福祉用具図鑑 その2

『楽匠プラスシリーズ』

建前はこの際置いといて

自宅に介護用ベッドを設置する際に大事なことは

日常生活にいかに溶け込ませるか

ではないでしょうか

 

《ここが好き!偏愛のわけ》

その昔、『楽匠S』というベッドがありました

当時、水平昇降(まっすぐ上がりまっすぐ降りる)ができて

木製ボードで、低床にもなり、

しかもコンパクトなベッド というのはあまりなく

特に83幅ミニは本当にコンパクトで

「え、ここに置くの!?」という場所にもたいてい置けたので

故障や異音、不具合も少なかったこともあり

たくさんの方のもとへ届けてきました

時は流れて楽匠Sは引退

Sは楽匠Zになり、楽匠FEEZにもなり、違う機種も出たけれど

わたしはいつも思っていた

楽匠Sよ、復活してくれ と

そして登場した、楽匠プラス

正直期待はしてなかったが、これがなかなかいいカンジ

このベッドは、SとZとFEEZのいいところを全部持っていて

おもしろいのは

今までの良いところを新化させて、全く新しいベッドを創った

というよりは

いいとこ全部とりあえずくっつけましてん的な

寄せ集め感あり、そういうとこなんか好き

(ほんまにそうなんかは知らんけど)

脚座の向き変えたら超低床になる、とか

よー考えはりましたなぁ とこれは拍手

わたしが好きだった83幅ミニサイズも

もちろん健在

まあ賛否両論はあるけど、自信もっていいます

このベッド、いろんな意味でいいベッドだと思います

 

[まとめ]

いいベッド、ってなんやろうと考えたとき

自立促す、とか身体の負担軽減、とかそういうのが一番

そりゃそうだ、介護用ベッドだもん

けどわたしが思うに

それだけじゃないやろう と。例えば、

介護用ベッドを置ける十分なスペースがあるお宅は

そんなに多くない

うちもそう、あなたもそうではないですか?

ご本人に合った福祉用具を選ぶ のがもちろん大事。

けど

ご本人の生活にあった福祉用具を選ぶ ことも

同じだけ大事ではないやろうか

例えば、家族団らんの居間にベッドを置くなら

団らんに溶け込めるようなベッドがいい

ベッドが邪魔で団らんできない、ではだめ

日々大変な介護をご家族が続けておられるなら

それを少しでも助けられるようなベッドがいい

お一人で生活されている方なら

その生活を支えられるようなベッドがいい

ベッドの機能ばかり売り込んでこられる営業さんは多いですが

日々の生活も介護も続いていくわけやから

こういう視点も大事、だとわたしは思ってる

そういう意味で、パラマウントベッドさん

楽匠プラス。いいとこいっぱいあるし、バリエーションもあるし

わたしはこのベッド、よいと思います!

楽匠プラス まぢ、最高っす

 

はい、本日はここまで

次回の偏愛図鑑をお楽しみに~