東京へ用事があり東京へ行く計画をたてていました。普通なら、新幹線・飛行機が候補にあがるんですけど、今回はちょっと変わった行き方をしてみようと思い、大阪~和歌山は南海電車、和歌山~徳島は南海フェリー、徳島から東京まではオーシャン東九フェリーを使って東京まで行ってみることにしました。

所要時間約23時間の旅です。

まずは、自宅の最寄り駅の南海本線堺駅へ。7時20分発の特急サザン和歌山港行きに乗車。和歌山港まで乗り換えなしで行けるので非常に楽です。

南海電車では南海フェリーと組んで、徳島好きっぷと言う乗車券を販売しています。大阪から徳島まで2,500円で行けるこの切符ですが、今回は特急サザンの座席指定車代520円を含め、3020円で徳島まで行くことができました。

和歌山港到着後、フェリーに掛かる通路を通り、今回乗船するフェリーかつらぎへ。8時25分徳島港を出発しました。で、この日は低気圧の接近で、紀伊水道も波の高い状況が続き、船内もそんなに移動ができませんでしたので、フェリー内の写真はこの1枚となりました。

揺れながらも徳島港へ到着。オーシャン東九フェリーの乗り場はタクシーで約5分で到着11時に乗船開始となりました。

このオーシャン東九フェリーは東京~徳島~北九州・新門司を結ぶ航路で、4隻の船で運行されています。この日の配船はフェリーびざんでした。

このフェリーびざんにはレストランがありません。その代わりに冷凍食品の自動販売機が充実しています。うどんやそば、パスタなど充実した品ぞろえで、飽きが来ないように工夫がされています。

今回私が利用したのがこの二等船室です。以前のフェリーのイメージでは、二等室は雑魚寝部屋が当たり前だったのですが、最近の船は二等でも個室タイプの部屋を備えたフェリーが多くなってきました。

航行中僚船のフェリーしまんとの姿を見ることができました。この船は今から徳島を経由して、北九州・新門司に向かいます。

明けて翌朝、東京港フェリーターミナルへ到着しました。

大阪~東京まで約23時間の旅ですが、ゆったりとした時間が流れて、1度お試しいただければと思います。