こんにちは
嵐山の京友禅の工房を見学しました。
久利匠　さんです。
声を掛けたらいけないと思い静かに見ていると
仕事の工程を分かりやすく説明して下さいました。
手描友禅のお仕事を始めて３０年以上になるそうです。

淡いピンク地に桜の花が描かれています。
これは途中の作品でまだまだ、描いていくそうです。
色彩や筆遣いが繊細でとても美しい
仕上がりが見られないのが残念です。

小さな扇を描いています。

作品を考える場合は、着物の原寸大の紙に下絵を書き
全体のイメージを決めるそうです。
標準体系は、身長１６０ｃｍで体重５０ｋｇぐらいとしているが
個人差があるので着た時の帯と着物の柄のバランスが難しいと言ってました。
展示している作品、ホントに素晴らしく改めて着物の良さを実感しました。
写真撮影にも快く応じてくださり感謝です。