こんにちは、ケアショップK
です
今回ほど「イーサンハントになりたいっ」
と思ったことはありませんでした
今日はそんなお話です
モータースポーツ的『日本三大祭』のひとつ
トヨタガズーレーシングフェスティバルの目玉企画
「サーキットタクシー
」
とんでもない倍率の中からまさかのまさか、当選したわたしは
サーキットタクシーの内容も知らないまま、参加することになりました
妄想その1
たぶんトヨタの車に乗せてもらえる。4人で1台に乗るのよね、きっと
そんなんやったら、助手席に乗りたいな
妄想その2
たぶんトヨタの人かアマチュアレーシングドライバーか
運転のうまい人が乗せてくれるんよね、きっと
妄想その3
タクシーやから、コースを悠々とドライブするかんじなんやろうな
富士スピードウェイ、解説付きで楽しくドライブ、ってとこやなきっと
そんな妄想むんむんで集合場所のピットに行くと
手荷物はテーブルに
ポケットの中を空にし、時計やアクセサリーをすべて外す
「そこのあなた!」とわたしは指差され、マフラーも取れと
フルフェイスのヘルメットをかぶせてもらい
ポケットを空にしているか、時計やアクセサリーは外しているか
しつこいくらいに聞かれ、見られ、
一体なにが始まるのか、たかがタクシーでしょう
なんやねん
なんやねん
なんやねん
と困惑気味
その後一行は連れられ、
車から出るな、シートベルトをして待て、
と別のピットに停めてあった86(ハチロク)にそれぞれ乗せられました
妄想その1 -4人で1台の車にのせてもらう
→どうやら4人で1台ではなく、ひとり1台であるらしい
そりゃ4人で乗るより、ひとりで乗せてもらったほうが楽しいやん
言われた通りにシートベルトをしてわくわく待っていると
よく知るレーシングドライバーが3人、ピット前に来て談笑し始めました





もしかして、もしかして、そのもしかして
妄想その2 -トヨタの人とか運転のうまい人が乗せてくれる
→どうやら本物レーシングドライバーが運転してくれるらしい
ちょーちょーちょー、まじでまじでまじで
やーやーやー、これすごない、なーなーなー
どう考えてもわたしとあなた、あなたとわたし、
この車内、二人きりになるではありませんか
そしてそんな妄想たっぷりの車内に
「お願いしまーす」さわやかに乗り込んできたのは
中嶋一貴選手っ

…2016年世界のモータースポーツ界衝撃のニュースと言えば
衝撃1位
ニコロズベルグ、F1チャンピオン→なのに引退発表
衝撃同率1位
ルマン24時間、トヨタ残り3分で失速
ドライバーからの無線「ノーパワー!」の声に世界中が涙
この世界中を涙させた「ノーパワー!」の声の主
それこそ中嶋一貴選手っ
その一貴選手が
わたしの隣に
しかも密室だよ
K「‥‥」(どきどきして何を話していいのかわからない)
中「‥‥」(無口なので話さない)
みょーな雰囲気の車内、もうね、近いんですよ距離がぁぁぁっ
なんて長い脚、なんて長いまつげ、
父中嶋悟さんから受け継いでいる「NAKAJIMA」ヘルメット
うむ、ホンモノホンモノ。ホンモノだよ
顔近い、もう顔近い、近いってばもー
触りたい
いやいや触ったら変質者か
K「すいません‥じーっと見て」
中「いや、いいですよ(苦笑)」
そして再び
K「‥‥」(話が続かない。話したいけどネタがない)
中「‥‥」(無口なので話さない)
たぶん、今回のサーキットタクシー7台の中で、
こんな静かな車内はうちだけ
前の2台は明らかに盛り上がってましたからね
(頭のシルエットが揺れていた→うちは二人、無言なので揺れない)
ところでさ、タクシーなのになんで一貴選手、
ヘルメットかぶって、グローブつけて、フル装備してますのん???
K「‥‥」(聞きたい、でも聞けない)
中「‥‥」(無口なので話さない)
さてさて、この銅像コンビ、その後どうなったと思いますか??
イーサンハントはまだ、登場しませんよ
つづきはまた今度、次回とんでもない展開になります
どうぞ、どうぞお楽しみに
あ、イーサンハントをご存知じゃない方は
予習しておいてくださいね
それではまたお会いしましょう